皆さんこんにちは、五ノ神接骨院スタッフの佐藤です。

最近は夜が冷え込んできましたね。寝冷えしないように気をつけてください

今回は骨密度についてお話しをしていきます。
骨密度って何

骨密度とは、骨の強さをを表す尺度の一つで、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの位詰まっているかを数値化したものです
骨密度は成長と共に増えていき、骨密度がピークになるのが個人差がありますが、男性、女性とも20~40歳前後がピークになります。骨密度の数値が骨粗鬆症の診断に用いられています。
骨密度の低下の原因
骨密度は、男女問わず加齢により徐々に低下していきますがその速度は個人差があります。

生活習慣や体質、抱えている病気などによって、早くから骨密度が低下する人や、元々骨量、骨密度が低い人もいるのです。
(生活習慣が原因の場合)
生活習慣による骨密度低下の原因、喫煙、アルコールやカフェインの摂りすぎ、食生活の乱れ、過度のダイエット運動不足などががあげられる。
アルコール、カフェインの摂取は、カルシウムの吸収を妨げ、カルシウム吸収を助けるビタミンDの働きも、抑制してしまいます。

食塩や糖分の摂りすぎもカルシウム吸収を悪くします。
加工食品やインスタント食品はリンを多く含んでいるのでカルシウム不足になります。

(体型・体質・病気が原因の場合)
背が低くて痩せている人も、骨に十分な負荷がかかりにくいので骨密度が低下します。
胃腸が弱い人は、カルシウムを消化吸収できず、体外に排出される分が多くなってしまいます。
肝臓、腎臓の機能低下は、ビタミンDの働きを悪くしてしまうので、肝臓、腎臓病の人も要注意です。
(カルシウムの摂り方)
成人は1日に600㎎の摂取が必要です。高齢期や更年期を迎えた方の場合は1日最低でも800㎎の摂取が理想です。
カルシウム200㎎の目安牛乳200ml、チーズ一枚(30g)、青野菜150g、木綿豆腐3分の2丁です。
お勧めとしては、魚類(骨のついている物)イワシの丸干し、ワカサギ、シラスなど。
カルシウムと共にビタミンDを含む食品を摂取することも大切です。
ビタミンDは魚介類や卵、キノコ類に多く含まれています。
骨密度は増えることはないので落とさないことが重要です。
骨密度を落とさないために
1 食事

カルシウム、ビタミンDを一緒に摂る
バランスの良い食事を摂り、健康を維持することも大事です。
2 運動

骨に刺激を加えて、骨を強くする。ウォーキング30分、ジョギング20分、水泳20分のどれかを一つを心がける。
3 日光

適度な運動紫外線を浴び、体内ビタミンDを生成しカルシウム吸収をを促進させる。
一度も測定したことがない方や40歳を過ぎた方は自分の健康状態を知る意味でも測定しておくと良いと思います。
当院では今月から骨密度を測定する機械を三か月間設置していますので、骨密度が気になる方は当院にて測定できますのでお越しください。細かいことまで説明します。

五ノ神接骨院