
五ノ神接骨院スタッフの今田です

8月になり暑さ

今回は子供の頃、成長期に起きる骨端症について書きたいと思います。
子供の骨、成長期の骨の端っこの部分は柔らかい軟骨になっていて、その真ん中に骨化核という骨をつくる場所があります。成長とともに、この骨端の軟骨が外側に向かってかたい骨に変化していきます。
何らかの理由で、この部分の血流が悪くなり、組織が壊死する病気を骨端症と言います。
原因としては血管の狭窄、閉塞による血流障害、微小な繰り返し外力などさまざまあります。その他遺伝性疾患、内分泌性疾患による骨化障害も見られます。
では、実際に骨端症がどの部分に起こるのかを簡単に書いていきます。
大腿骨骨頭・・・ペルテス病(4~7歳の男児に多い)
第2中足骨骨頭部・・・フライバーグ病(13歳以降の女児に多い)
脛骨粗面・・・オスグッド・シュラッタ-病(10~14の男児に多い)
足舟状骨・・・ケーラー病(3~7歳の男児に多い)
踵骨・・・セーバー病(7~12歳に多い)
まだまだありますが比較的起こりやすいものをあげておきました。
お子さんが上記の場所で痛みを訴えている場合は骨端症の可能性がありますのでお気軽に当院までご相談ください。
超音波観察装置を使ってしっかりと対応していきます

五ノ神接骨院