
五ノ神接骨院の田中隆章です

じめじめした日が続きますね

皆さんは歩いていると足にしびれや重だるさ、強い痛みなどが走ったり異常に疲れを感じたりすることはありますか

もしかしたらその症状は「間欠跛行」というものかもしれません

「間欠跛行」とは「神経」の圧迫や狭窄、もしくは「血管」の狭窄による虚血によって起こる症状です。
歩いていると徐々に下肢にしびれや重だるさ、強い痛みなどが走ったり異常に疲れを感じ、しばらく休憩するとまた歩けるといったような状態を繰り返す症状を言います

よく体力がなくなったり筋力が低下したと勘違いする方もいますがそうとは限らないかもしれません

このような症状を呈する原因は主に二分化され「神経性」と「血管性」に分かれます

「神経性」
・脊柱管狭窄症・・・芸能人の「みのもんた」さんや「桂歌丸」さんでも有名になりましたね

人の背骨の中には神経が通る「脊柱管」という管があり、その管が加齢により変性(狭窄)し神経を圧迫してしまうものです。
身体を反らすことで症状が増強し、自転車やスーパーでショッピングカートを押しながら歩くなど身体を前かがみにしておくと症状が軽快するのが特徴です

できるだけ神経に負担がかかる姿勢(腰を反らす)をとらないように心がける必要があります

「血管性」
・閉塞性動脈硬化症・・・動脈硬化によって血管の内側が狭くなり末端への血流が阻害されることで起こるものです。
高血圧や高脂血症・糖尿病・喫煙をされている方は注意が必要です


女性に比べ中年以降の男性に多い疾患でもあります

下肢の冷感や皮膚の色調の変化・しびれ・激しい痛みなどが主症状で、進行すると安静時の疼痛や最悪下肢の壊死を起こす疾患です

脊柱管狭窄症とは違い、単に運動だけで症状が誘発されるので、自転車やスーパーでショッピングカートを押しながら歩くなどでも症状が出ます

・閉塞性血管性血管炎(バージャー病)・・・上と同じく血管が狭窄することで症状を起こします。
原因不明の疾患で喫煙者で男性に多いといわれ、国に難病指定されています

少し参考になりましたでしょうか


気になる症状が思い当たるとき方はまずは医療機関で相談されてみてはいかがでしょう

当院では医療知識を持った柔道整復師(国家資格)が5名常勤しております

「いきなりお医者さんに行くのは...」という方は相談だけでもお越しください


では辛い梅雨もあと少し

頑張って乗り越えましょう


五ノ神接骨院