
五ノ神接骨院の田中隆章です

今回は「腰椎分離症」のお話をします

疾患の名前は聞いたことはあるがいまいちどんな症状か分からないという方も多いと思います


「腰椎分離症」というのは図に書いてある「上関節突起」と「下関節突起」の間(関節突起間部)が疲労性の骨折により離れてしまう(分離する)疾患のことを言います

18歳以下のスポーツ選手の腰痛原因の30~40%を占めていると言われていて、成人での重量物などをよく持つ労働者に多くみられる疾患です

腰を反らすことで負担のかかる部位なので頻繁に腰を反らすような競技や労働をされている方によくみられます

主な症状は腰痛で腰を反らしたり、背骨を押したりすることで増強することが特徴です。
成長期での分離症の場合、発見が早期であれば骨癒合が見込めるので腰椎装具による保存的療法(手術をしない治し方)を行うことがほとんどです

成人の場合は急性期(強い痛みが出現している期間)を過ぎたら腰部や腹部などの体幹の筋力強化や姿勢改善をおこないます。
また、この疾患では症状を抑えるために体重のコントロールがとても大事なポイントになります




腰が痛い...もしかしたらただの「コリ」による痛みではないかもしれませんね。
身体の痛みで気なることがありましたら、是非五ノ神接骨院でご相談ください!!
親身になってお答えします


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