
足首(足関節)捻挫は比較的多くの方が受傷されるケガです。
スポーツの現場においては全てのケガのうち、全体の約12%にもなると言われています

このケガ、痛みもわりと我慢できるので「ちょっと捻ったくらいだから」とちゃんとした治療を受けずにいる方も多いのです

痛みも2週~3週ほどで落ち着いてしまうものがほとんどなのでそののまま放置されがちですが...
その捻挫、実は重症かもしれないですよ


足首の捻挫と思っていてもよく調べたら骨折していたというケースもよくみられます

最近当院でもよくみられたのが「外果裂離骨折」です。
外くるぶしの先端が足首を捻ったときに付着している靱帯に引っ張られて取れちゃうような骨折(図のような状態です)なのですが、折れた欠片が小さかったり骨折部が位が安定していると荷重して歩行することも可能なので発見されないこともしばしばあるようです

成人に比べると骨が柔らかい小児に多くみられます。
きちんとした治療をせず骨折端が離開したまま治癒してしまうと足関節の不安定性が出てしまうことがあります。
そうなってしまうと生活の質が下がったり、スポーツではパフォーマンスの低下につながりますので「たかが捻挫」と思わずしっかりと医療機関で治療することをお勧めします

自然治癒より早期回復も見込めますし、再捻挫の予防や骨折の発見もすることができます

当院では問診時に超音波画像観察装置を補助的に使用することで患部病態をしっかりと把握し、微弱電流治療器「エレクトロ・アキュスコープ」や「エレサス」での治療で早期回復に努めています

もちろん再びケガしないようなアドバイス、運動指導、テーピングなどもおこなっておりますので、なんでもご相談ください

皆様のお越しをお待ちしてます

五ノ神接骨院