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2012.01.27更新

こんばんは、島田健太郎です。
叔父の手にガングリオンができました。
ガングリオン!?
なんだか怪獣の名前みたいですが、これは腫瘤のことです。
腫瘤!?
これまた聞き慣れなく、字面だけ見ると怖い病気のようですが、いわゆるおできのことです。
関節にある袋(嚢胞といいます)の中にゼリー状の内容物がたまり、ぷっくり膨らんでしまいます。
怖い腫瘍ではなく、良性の腫瘤ですが、負担がかかると大きくなることもあります。
はっきりとした原因は分かっていません。
良性なので痺れや痛みがなければ手術の必要はないと伯父には説明しました。
というのも、再発の可能性があるからです。
手術では嚢胞を切除しますが、根っこを残すと再発しやすいため、ここを含めた切除が必要になります。
が、手術中のこの確認は容易ではなく一部残してしまうこともあります。
したがって症状がなければガングリオンは放置しても問題ありません。
注射器で吸引することもできますが、小さくするだけで根治的ではありませんし、やはり根っこが残ると再発します。
叔父は痛みも神経症状もないため、経過観察することにしたそうです。
ガングリオンでお悩みの方は、当院でもご相談いただけます。
その上でその方に合った対処をさせていただきますので一度ご来院ください。
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